DIY VOL.25 メンテナンス塾

不意にボディの凹みを発見し、もうガックリ! 原因はいろいろ。飛び石や酔っぱらいの蹴り込みだったりさまざま。鈑金工場へ修理に出したらかなりの出費になるけど、自分で直せる救世主が登場した。さっそく試してみよう!!

※DIY作業はあくまでも個人の責任において行ってください。


撮影=佐々木吉保 構成=ハミルトン

ベースキット フルキット

わずか6800円でプロの補修に挑戦できる!

 左からタワーバーのセット、ホットグルーガン、ボンド等がそろっているベースキット。このキットだけでも十分に補修作業ができる。理屈としては、タワーバーに付属するタブを補修箇所のボディに接着させ、タワーバーの支持の力を借りて引っ張り出す。まあ、凹んだ部分を引っ張り出すだけのカンタンな作業なのだが、今までは鈑金に頼るのが当たり前だと思っていたから、不思議なもの。なお、「ひっぱり君」は米国(DINGKING社製)からの輸入品

スライディングハンマーやビデオが付くと9800円

 上級者向け用のフルキットもある。こちらはベースキットのほかに、スライディングハンマー(使い方は後述)、解説ビデオ(英語版だったけど、手順はわかる)、すべてが収まる収納ケースがつく。スライディングハンマーは力強い牽引力を発揮するが“引っ張りすぎ”に注意。それでも1万円を切る価格でこのキットが入手できるのはありがたい

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